森薫さん「SCRIBBLES 1」を読んでみました。
この本ってどんな本?
漫画家の森薫さんが描きためた、イメージスケッチを書籍化したものです。基本は鉛筆画(だと思うのですが・・・)でペン入れ前の絵を見ることができます。それぞれの絵には森薫さんのコメントがついていて、絵はもちろん、コメントも楽しい内容になっています。
この本をオススメしたい方は?
・森薫ワールドに浸りたい方
・鉛筆でスケッチのように絵を描くのが好きな方
・人物画が好きな方
この本のざっくり紹介
初めて森薫さんの「乙嫁語り」を読んだときの衝撃は忘れられません。それ以来、森薫さんのファンの一人なのですが、乙嫁語り1巻を読んだ時は、とにもかくにも絵が凄すぎる。恐ろしい描き込み量。圧巻でした。
正直な感想で、「この人絵が、ものすごく上手いなー」という感想で、そこから他の作品も購入し、今も私の本棚に並んでいます。森薫さんの世界観が好きならば、他の作品も購入することをお勧めします。どれもグッときます。
今回の本は、ペン入れ前の線画集ですが、改めて「この人絵が上手いなー」と感じます。今回、掲載されている絵は、多分鉛筆で描かれていると思うのですが、この身近な画材で、ここまで描けるんだなと、改めて感心しました。私は絵を描くのが苦手な部類の人なので、頭に描いたものを絵にしたようなこの画集は、シンプルにこの技術が羨ましくなります。
森薫ファンの私としては、このペンが入っていない感じの絵も好きで、お気に入りの絵をポスターサイズに拡大したものが欲しいなと思いました。需要はあると思うのですが・・・
額に入れて部屋に飾りたいですね。そんな企画があればいいなと思います。
特にP142は好きな絵です。ではでは。