「赤と青のガウン オックスフォード留学記」
この本、ちょっとしたブームが起きています。
2015年に出版したこの本が、2023年の5月の連休明けに、twitter(現X)でハズったのがきっかけで、文庫本として、2024年の4月に文庫版が出版されました。
話題の本ということで、気になったので読んでみました。
都内の本屋さんをいくつか回りましたが、手に入らなかったので、ネットで注文することができて、どうにか入手しました。
皇族の彬子女王が、オックスフォードに留学し、博士の学位を取得するまでのことを留学記として書かれた内容になっています。
一言で言うと「面白い一冊です」
内容もそうですが、文章が面白いです。
・皇族の方が留学するということは、どんな生活や手続になるのか?
・オックスフォードというところはどんなところなのか?
・イギリスと日本の生活の違いは?
・オックスフォードで博士の学位を取得するというのは、どんな試験なのか?
・彬子女王は何の研究家なのか、どんな研究だったのか?
こんな疑問が全てわかります。
勝手なイメージとして、皇族の方々の進学や学業は、ある程度は特別扱いを受けているのでは?と言う失礼なイメージを持っていたのですが、そんなことはなくて、学習院でも護衛がつくかつかないかぐらいで、あとは他の学生と同じ扱いなのだそうです。
皇族の方々のイメージがちょっと変わる一冊です。
読みやすい文面なので、読書があまり得意でない方にも、おすすめです。
Abdulhakeem SamaeによるPixabayからの画像