【日本国憲法について池上彰先生に聞いてみた】本当に日本国憲法知ってます?学ぶならコレ。

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知らないではすまされない日本国憲法について池上彰先生に聞いてみた [ 池上彰 ]
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日本国憲法。よくわかっていないというのもいかががなものか?
日本国憲法。なにがどこまで決められている?
日本国憲法の改正どこをどうしようと?

日本国憲法。
学校で習った記憶があるのですが、なんとなく大人になってしまうと、憲法を知る機会がなくないですか?
さらに、社会人になると日本国憲法を目にするのは、ニュースでの憲法改正ぐらいでしょうか?

真面目なお話、憲法は国のルールの基本で、国を表すものでもあるはずなのに、多分、日本国憲法の全文を読んだことのある人はほんの一握りなのだと思うのです。

じゃあ日本国憲法を知ろう!と思ったとしてもちょっと躊躇します。
まあ、実際読んでも楽しくはなさそうだし、文章はメチャメチャ硬い文章で読みにくそうだし・・・

この本は、日本国憲法の重要ポイントを抜き出して、「池上彰解説」をしてくれている内容で、さらに巻末には日本国憲法の全文も載っているので、本文をちゃんと読むこともできます。

日本人が日本に住むのなら、日本国憲法はちゃんと知らなくても暮らしていけてしまうので、かえって知る機会がないのも事実です。

良い機会と思って、日本国憲法学んでみませんか?
読みやすくて良い本です。

目次
第1章_日本国憲法はどうやって生まれた?
第2章_天皇や戦争について、どう書かれているのか?
第3章_憲法ってどうやったら変えられる?
第4章_私たちの義務と権利はどう書かれている?
第5章_国の機関はどのように規定されている?
第6章_国のお財布の使い方も憲法に書かれている
付録_日本国憲法全文

 

この本の内容拾い読み

そもそも憲法って何?


PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像 

憲法ってなんか遠いんです。
でも法律は身近なもので、法律違反で捕まったりすることはあっても、「この前憲法違反で捕まっちゃってさー」なんていう人は聞いたこともありません。

この本では、憲法のことを「法律の親分」と表現しています。
親分というだけあって、憲法は「国会議員や官僚、裁判官、公務員といった権力側の人たちが守るべきもの」というイメージなのだとか。

そして法律は国民が守るべきものという立ち位置で、憲法には国民の権利ばかり書かれていて義務について書かれていないといわれるそうですが、これは当然のことで、国民の権利を権力側の人たちが守るべきルールが憲法なので、こういった内容になるのだとか。

このように、憲法に基づいて政治を行い、権力を憲法で制限する考え方を「立憲主義」といい、日本はこのやり方になります。

 

他の国も憲法は変わらないものなの?

hosny salahによるPixabayからの画像 

「憲法改正」
ニュースでの憲法の話題はもっぱらこれです。

日本のルールでは、憲法の改正は最終的に国民投票を行なって半分の賛成が取れないと成立しないので、どうであれハードルが高いお話なのですが、そもそも日本では憲法改正の国民投票すらしたことがありません。

こういうふうに改正しづらい憲法を「硬性憲法」といい、
その反面に、改正がしやすい憲法を「軟性憲法」というのだそうです。

先進国は基本的に「硬性憲法」の部類に入るのだそうで、先進国は簡単には憲法は変わらないものといえるのですが、とはいえ日本は硬性のレベルが非常に高く、憲法制定から70年経過して、一度も憲法の改正がない国は世界でも、日本を除いてほぼ例がないのだとか。

 

終わりに

「日本国憲法」
本当に読むきっかけがないものの一つでは?

ただ、日本の根幹のルールという認識は持っていますが、憲法がよくわからないままでも、直近の生活には全く困らない。
どちらかといえば憲法よりも、法律が変わる方が直近の生活に影響を与えます。

ただ、いい大人が自国の憲法を読んだことがない、よくわかっていないというのも、いかがなものなのかと思っている方には、オススメの一冊です。

巻末には、日本国憲法の原文が載っていますので、良い機会と思って読んでみてはどうでしょうか?

ではでは。

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