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この春からメルカリで売ることを始めてみました。対象は
「本」
です。月に10冊前後は本を買う習慣があり、(マンガ、話題書、ビジネス書がメイン)今まではあまり処分もせずに、本棚を増設していく感じでした。
小さい頃から本に囲まれて本を読むのが夢の一つで・・・と調子に乗っていたのですが、断捨離っぽいことをしてみようと、本の棚卸しを始めたら、当然のことながら、多分もう一生読まないだろうなという本がわんさかと出てきて、「地震や引っ越しの時に地獄を見るよな〜きっと」ということで処分を思い立ちました。
本の処分は迷いがでる。
処分は当初は古本屋さんに持ち込んでいたのですが、
「持っていくまで重い!(20冊超えると覚悟がいる)」
「売っても安くて苦労に見合わない!(一冊10円の評価になるものが大半)」
となり、どうしたもんかと考えていたのですが、とはいえ何も考えずに全部捨てるのももったいないなー、という思いもあり、気分的に少し億劫だったのですが、メルカリを始めて見ることにしました。いざ始めてみると、面白いシステムでした。最初の設定は5分もあれば簡単にできます。
本をメルカリに出品してよかったこと。
・出品して市場価値が無いと分かったら、すっぱり資源ごみの日に捨てられる。
・自分で値段をつけるので、商売をしている気分になれる。
・古本屋では10円の価値も、メルカリでは高価で売れる場合が結構ある。
今までは古本屋さんに市場価値を付けてもらっていたのを、メルカリの中で市場価値を、はかってもらうことに変えることになるので、そこでも大した価格にならない時は捨てる諦めがつきます。
メルカリは顔を合わせないフリーマーケットという感じで、リアルにフリーマーケットに出品する面倒さも億劫さも一切なく、それでいて近い気分を味わえます。出品しているとたまに価格交渉のメッセージが届きますが、そのやりとりも慣れると楽しくなります。
マンガや小説は売れにくくて、ビジネス書や工学書は売れやすかった。
一番の驚きは売れやすいものと、売れにくいものが予想と違ったことです。メルカリに出す前はマンガや小説は簡単に売れて、ビジネス書、歴史などの教養関係の書籍、工学書は売れないだろうなと思っていたのですが、全く逆で、ビジネス書関係は高値で売れて、マンガや小説は売れにくかったです(売れなかったものも多数・・・・)。
古本屋さん以外の選択肢としてメルカリはお勧め。
数ヶ月やってみた結果、家の中がスッキリして、埋もれていた本の再発見と自分にとって大事な本の再認識ができて、やってみて良かったです。さらに売ったお金でメルカリで本を買っています。自分でやるのは面倒だな〜と思っている方も、一度は体験する価値はあるなと思いました。
最後に、
金額をつける際には、発送料は自分持ちなので、先にそのあたりは調べてから出品することをお勧めします。ネットで検索すれば初心者向けに教えてくれるサイトがたくさん出てきますので、それらを参考にするとスムーズに進められます。2、3回売れると慣れるので、そこまでは頑張りが必要です。