「筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」を読んでみました。
この本ってどんな本?
筋トレ大好きのTestosteroneさんが、ひたすら筋トレを勧める本です。この本、具体的な筋トレ方法には一切触れていません。ひたすら筋トレの効能を訴え続ける内容になっています。真っ当なこともたくさん書かれているのですが、このぶっ飛んだキャラクターのおかげで、真っ当な内容が頭に入ってきません。ビジネス書の一環として読み出したら、ツッコミ所満載で笑うしかない本です。
この本をオススメしたい方は?
・気分が陰鬱になりかけている方
・筋トレの効能を知りたい方
・筋トレと筋肉を、自己肯定をしたい方
この本のざっくり紹介
|筋トレ最高・・・なのか?|
この本、ツッコミどころ満載です。ツッコまずに読むのは、ほぼほぼ不可能と思ったほうがいいです。自分の周りにこういう人がいたら、見ているだけで人生楽しくて仕方ないです。
面白ワードで包まれていますが、この本が一貫して訴えていることは、「筋トレが精神的な安定と、メンタルの改善に役立つ」です。
私もマッチョではありませんが、簡単な自重系統の筋トレやランニングは日々の生活に組み込んでいます。個人的には筋トレやランニングをしながら、自分の悩みの考え事を行うことは、ほぼ不可能です。少なくともその時間帯からは悩みから解放されます。そういう意味でも運動と付き合って暮らしていくのは、いいことだなと実感しています。
|筋トレ標語は素晴らしい|
各章の冒頭には、1ページごとに標語のような著者からのメッセージが、数ページにわたって書かれています。ぶっ壊れた文体とコメントのおかげで伝わりにくいですが、何かの1ページが心に刺さる人は絶対いるよなーと思います。日めくりカレンダーにでもすれば良いのにと思ったのですが、ネットで検索したら、過去にカレンダーを作っておられたようです。今はTwitterで熱いコメントを投稿されているのを発見したので、早速フォローしたいと思います。
|筋トレと柔軟性は反しない|
色々とためになることが書かれているのですが、「筋トレすると体が硬くなるのは間違い」は正直驚きでした。
実際に運動していると体が柔らかくなる実感はなかなか持てないのですが、可動域が広がる効果も期待できるとのこと。
体の柔軟さが重要な新体操の選手は、すらっとした体をしているので、筋肉と柔軟性の同居は難しいんだなと思っていたのですが、確かに男子体操の選手は筋肉モリモリですもんね。
ページ数と読みやすさのイメージ
200ページ強くらいの内容です。
読みやすい本です。1日程度で充分読み終えることができると思います。
精神的な問題が解放される可能性を感じられる本です。途中に挟んである幾つかのマンガも、精神面の改善をわかりやすく伝えてくれています。読んでよかったです。ではでは。