【起業家という冒険】起業・副業。サラリーマンだけが生き方じゃない!自分の人生をマネジメントしよう

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14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険 [ 成田 修造 ]
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「起業をしてみたい。」
「副業をやってみたい。」
「サラリーマンとは違う生き方を選びたい。」

サラリーマンの皆さん。
どれも夢のあるキーワードですよね。

この本の著者は、社会に出るにあたって、起業をすることをテーマに持ち続けた人です。途中で企業に属したりと色々な働き方をするのですが、自分でビジネスを起こすことを基本とした生き方をしています。

こういう選択をする人生は、どんな生き方をしていたのか?どういうマインドなのか?当然、新卒でサラリーマンになって、安定した生活をイメージする人の考え方とは異なる部分が多いのですが、この本を読むことで、起業や副業について考えてみる、いい機会になるのでは?

これからの時代は、起業、副業、フリーランスなど、従来型の働き方とは違う働き方が主流になると、この本では予想しています・・・

とはいえそんなことは、まだまだこの日本では夢物語で、遠い世界のお話と思っていたのですが、コロナの期間を経験したことで、遠い世界の話だったものが、少し近くなった気がします。

起業、副業を考えてみる一冊です。

目次
第1章_借金まみれの家庭で覚醒した起業家人生
第2章_スタートアップは日本に残された唯一の希望
第3章_5つの起業戦略
第4章_自分の人生は自分でマネジメントする

この本の内容拾い読み

優秀な人はスタートアップから?

Ronald CarreñoによるPixabayからの画像 

高校や大学を卒業して、企業に入りキャリアを積んでいく。

よくある価値観なのですが、実は優秀な人はそうでも無いようで・・・・
アメリカの「アイビーリーグ」といわれる、アメリカ東部の名門大学群の学生は、一番優秀な学生は起業し、次に優秀な学生はスタートアップに入り、その次の学生が大企業に入る傾向にあるようです。

理由は、エキサイティングな仕事で自分を成長させられることもあるようですが、スタートアップの方が高年収を得られることもあるようで、経験年数2年くらいの新人エンジニアでも、日本円で年収2400万円ほどをもらえるケースがあるとのこと。

「アメリカの話だからねー」としておきたいとこなのですが、日本も徐々にその傾向が出ているそうで、日本のスタートアップの社員の年収が大企業の社員の年収を追い抜いているようです。

スタートアップ企業のアンケートでは、優秀な人材を確保するための施策を聞くと「報酬の引き上げ」をあげる企業が多いとのこと。

まーそうなっていくか。といった感じです。

 

政府がスタートアップを後押し?

HarryによるPixabayからの画像 

日本において、スタートアップが重要との認識を政府が持っている?聞いたことがなかったのですが、2022年を「スタートアップ創出元年」として、日本もスタートアップ担当大臣を新設し、1兆円の予算を閣議決定したとのことです。

そんな大臣ポストあったっけ?そう思ったのですが、調べてみるとありました。
正式な名称は
「内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、経済再生担当、新しい資本主義担当、スタートアップ担当 、感染症危機管理担当、全世代型社会保障改革担当」
なんか埋もれていますが、確かにあります。

国内産業の起爆剤にしたいとの意思が見えてきますが、政府は2027年度にはスタートアップへの投資額を10兆円規模にして、日本からユニコーンを100社、スタートアップを10万社創出することを目標としているそうです。
(ユニコーン企業は、評価額が10億ドル以上、設立10年以内の非上場のベンチャー企業)

 

目標達成のためのフレームワーク「SMART」

Thought CatalogによるPixabayからの画像 

ビジネスの世界には、いろんなフレームワークがありますが、有名なものはPDCAになるのでしょうか?この本の目標達成のためのフレームワークで「SMART」を提唱しています。

S→Specific(具体的に)
M→Measurable(測定可能な)
A→Achievable(達成可能な)
R→Related(経営目標に関連した)
T→Time-bound(時間制約がある)

目標設定でありがちな間違いで「曖昧な目標を立てる」
というものがあるのだそうで、確かによくありがちで、企業の場合だと、個人の目標設定は到達しないくらいが丁度いい。くらいの目標を設定するパターンが多いのでは?

このフレームワークを追求していくと、曖昧な目標設定にはなりにくいので、具体的で良いなと思います。
特に「測定可能」については、ここを重要視すると具体性が一気に上がる気がします。

終わりに

起業、副業、普通にサラリーマンをやっている分には遠い世界のお話です。
夢のある世界にも見えますが、イバラの道のようにも見えます。

ただ、気づかないうちに、政府が起業を推進しているように、世の中変わってきているようです。しかも結構なペースで・・・・

焦る必要はないのかもしれませんが、変わってゆく世の中を実感できる一冊です。

ではでは。

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