【ゲームチェンジの世界史】歴史が変わる瞬間を見逃さないために

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ゲームチェンジの世界史 [ 神野 正史 ]
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 「世界史の大きな節目にはゲームチェンジが起きている」

今までのルールが一気に変わってしまう、世界史におけるゲームチェンジという現象。

過去の歴史を見ると、産業革命というゲームチェンジに対応できなかった国や人は、経済面で大きく不利な状況に立たされたり、

現代であれば、インターネットによって情報のスピードが上がることによって、個人はもとより、国の安全保障にも大きな影響を及ぼしてしまう現象が起きています。

この本は、過去の世界史で起きたゲームチェンジの共通点を分析した内容になっていて、ゲームチェンジが起きる共通した前触れを解説しています。

この本を読むことで、未来のゲームチェンジの瞬間を感じることができるかもしれません。

 

この本の内容拾い読み

ゲームチェンジの原則

まずは本書に書かれているゲームチェンジの原則です。

①ひとたびゲームチェンジが起きれば、二度と後戻りできない。
②歴史の流れに逆らう者は、例外なく滅ぼされる。
③覇権国家はゲームチェンジとゲームチェンジの間の安定期に現れる。
④ゲームチェンジの前の非常識は、ゲームチェンジ後の常識になる。
⑤ゲームチェンジに必要なものは「発明」ではなく「実用化」「普及」
⑥一度でも偉業が達成されると、それが前例となって、以降の歴史にゲームチェンジが起きることがある。
⑦知の解放は必ずゲームチェンジを誘発する。
⑧ゲームチェンジの契機となる時代の新しい波は、いつも辺境から起こる。
⑨ゲームチェンジが起こると、それを理解できない者、受け入れられない者が一定数現れ、歴史の流れを押し戻そうとする。
⑩ゲームチェンジが起こる要因となるのは、「大事件」ではなく、「前例のないことが起きること」

これだけを読むと、わかるようなわからないような感じなのですが、本を読むと「おおーなるほど」といった感じになります。

農業から始まり、技術、宗教、政治などいろんな世界史の節目に、ゲームチェンジの原則が関わっているのは興味深いです。

歴史が証明してくれていることは、実生活の中でいくつもありますが、このゲームチェンジの原則もその類なのかなと感じます。

 

終わりに

身近な働き方のゲームチェンジ

コロナによって、在宅勤務やZoomに代表されるビデオ会議、Slackに代表されるチャットツール。

これらが普及したことによって、現在は働き方のゲームチェンジが起きているのでは?個人的には少し期待しています。

これらのツールがコロナによって、ビジネスシーンで一気に普及しました。

ゲームチェンジの原則の一つの、⑤ゲームチェンジに必要なものは「発明」ではなく「実用化」「普及」

だとしたら、結果として、

・・・・

・・・・

②歴史の流れに逆らう者は、例外なく滅ぼされる。

・・・・

・・・・

・・・・滅びる?

滅ばないように、新しいものに向き合うようにしたいです。

ではでは。

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