「NISAのことをわかりやすく知りたい。」
「投資が怖いけど、それでも投資が気になる。」
「初心者は何から始めればいいの?」
2025年から新NISAが始まります。
投資で儲かると、ざっくり2割を税金として国に支払うのですが、NISA枠で投資をすると、NISA枠の中で出た利益については、税金がかからずに儲けがそのまま手元に入る。国がサポートする投資枠といったところでしょうか。
(そもそも国が、税金無しの投資を推進している時点で、将来的な年金に期待はできないのでしょうか?と少しだけ疑いたくなりますが・・・)
しかし投資を国が税金無しといったバックアップをしてくれているのであれば、やらない手は無い!・・・・と思うのですが、でも、何をどうすればいいのか?
この本は国が薦める投資制度の、NISAとiDecoという投資制度の解説と、
まずは投資ビギナーが何に投資すればいいのか?
そして投資商品の中でも、「投資信託」と呼ばれている投資商品について解説しています。
さらにNISAとiDecoで推奨されている「投資信託」について、どんな投資商品があるのか?などなど、わかりやすくこれらの投資について解説してある本です。
この一冊で、NISAとiDecoはカバーできます。
わかりやすい本なので、はじめの一歩にはおすすめの本です。
目次
PART1_新しいNISAとiDecoはこんなにお得!
PART2_知っておきたい投資信託のしくみ
PART3_投資信託の買い方
PART4_何を買ったらいいの?
PART5_初心者が守るべきルール
PART6_実際に選んでみよう
PART7_時間が経ったらリバランス
付録_変額保険って何ですか?
この本の内容拾い読み
NISAが大幅に変わる
Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像
新NISAと呼ばれるものが、旧NISAと一体何が違うのか?
「投資して出た利益が非課税となるという制度」というのは変わらないのですが、新NISAに変わる際に大きく変わったのが以下の内容。
1
旧NISAでは毎月の積立型で年間最大40万円まで投資可能が、
新NISAでは毎月の積立型で年間最大120万円まで投資可能に
2
旧NISAでは積立型ではない投資枠は年間最大120万円まで投資可能が、
新NISAでは積立型ではない投資枠は年間最大240万円まで投資可能に
3
旧NISAでは非課税となる期間は投資してから20年までで、
新NISAでは非課税となる期間は無期限に延長
4
旧NISAの最大投資額は800万円までで(つみたてNISAの場合)、
新NISAの最大投資額は1800万円まで
5
旧NISAの投資枠は一度使ったら再利用は不可能で、
新NISAの投資枠は翌年から再利用が可能に
金額の枠も増えて、投資枠の再利用も可能になったので、自由度が増えたことから扱いやすくなったというとこでしょうか。
ちなみにNISA投資はクレジットカードでの投資も可能なので、ポイントを貯めながらの投資もできます。
終わりに
投資信託は、本当に色々な商品があります。
その時点で心が折れそうになりますが、初心者向けには、積み立てNISAで購入可能な商品については、国が厳選した商品しか買えないので、まずはそこから始めるのが良いのかもしれません。
投資信託を学びたい人には、この本は読みやすくておすすめです。
ではでは。