疲れにくく
風邪などの体調不良を寄せ付けず
太ることもなく
若々しさを保持して
頭は常に冴え渡り
こんなビジネスパーソンになるための食事についての本です。
さらにいうと「栄養学」の本です。
いまいち栄養学と言われても、よくわからなくて、テレビなどで「〇〇は疲労回復にいいよ」とか「〇〇は肌にいいよ」などの、若干、都市伝説が入ったような情報を信じて食べるものを微妙に変えるパターンが多いのでは?
自分の口にするものを一度しっかり学んでみるいい機会かもしれませんよ。
目次
第1章_最大リターンを得る投資は「食事」である
第2章_実践 投資になる食事
第3章_パフォーマンスを最大化する食事術
第4章_食べない投資
この本の内容拾い読み
ビタミンD
🌸♡💙♡🌸 Julita 🌸♡💙♡🌸によるPixabayからの画像
「ビタミンD」あまり聞き覚えのないビタミンですが、ビタミンDの摂取が、うつ病をはじめとした精神疾患の予防や改善に有効とのことで、世界のアンチエイジング研究者が注目する重要な栄養素なのだとか。
他にも体の炎症を抑え、骨を強くしたり、筋力を保持したりなど、ほぼ全ての生理学的な機能に影響を与えるものなそうなのですが、このビタミンDはちょっと特殊で、日光に当たることで皮膚で生成されるというもの。
ただし、年齢とともに皮膚で作られるビタミンDの量は減っていくそうなので、どうであれ食事かサプリでの摂取が必要のようで、食事から摂取する場合は、鮭や青魚に豊富とのこと。
ビタミンDの摂取方法
・日光にあたる
・鮭や青魚を食べる
・サプリを飲む
約80%の現代人にビタミンD不足が見られるそうです。
ちょっとサプリは敷居が高いのですが、真剣に考えないといけないかもです。
食物繊維
congerdesignによるPixabayからの画像
血糖値の上昇を抑えてくれたり、整腸作用があって、うつなどの精神疾患のリスク軽減、肥満や糖尿病の軽減にも役にたつ、昔からよく聞く成分の「食物繊維」なのですが、繊維っぽいものが食物繊維にあふれた食材ではないというのが、ややこしい栄養素でもあります。
この本で提唱している、食物繊維リッチな4大食品
・きのこ類
・切り昆布
・豆
・切り干し大根
きのこや豆は取り入れるのが簡単そうです。
終わりに
社会人、特に都市部で働くサラリーマンにとっての昼食は、弁当を持って行かない限りは、最悪の環境です。
結局、脂肪と糖質のコンボでちゃんとした栄養素を食事で摂取しようとすると、時間とお金がかかります。昼食にそこまでエネルギーをかけられない人が大半なのでは?
この本の通り100%実施するのは難しくても、どんなものを摂取する必要があるのか、口にしているものはどんなものなのかを知っておくのは、健康管理の上で有効だなと感じます。
自分の食事を見直してみませんか?
ではでは。