【スープ好きのお仕事マンガ】オリオリスープ

オリオリスープを読んでみました。

この本のざっくり紹介

スープ好きの主人公が働く、本の装丁のデザイン事務所での日々の様子を描いたマンガです。全4巻の本で、私はこの本の世界観が好きで、年に数回読んでいる手放せないマンガの一つです。
この本は基本的に一つの話の中に、一つのスープが出てきて、毎回美味しそうだなと思いなながら読むのですが、何よりも主人公が魅力的です。素直で、自分を持っている。といった感じの主人公と、職場の同僚や家族や隣人などの、関わり合い方も楽しいです。
このマンガは基本的には、ほっこりとする内容になっています。実際にこれに近い環境を手に入れるのは、なかなか難しいのでしょうが、こんな若者時代を過ごしたかったなーと、憧れてしまいます。私は毎回読み終わった時は「明日も頑張って働こう」という気になる本です。
タイトルから想像つくと思いますが、食べ物がたくさん出てきます。この描写が美味しそうで、実際にいくつかは作ってみました。細かいレシピは出ていないのですが、なんとなくこんな感じかな?と、想像がつくくらいには作中に情報が出ていますので、意外に作りやすいものが多いです。
難しい材料や調理法もあまり出てこないので、料理好きの方ならどうにかなると思います。菜の花のミルクスープ、カブのポタージュ、手羽元のスープ、クリームチーズ入りのおにぎりなどなど。どれも美味しかったです。
本の装丁のデザイン事務所の実際を私は知らないのですが、働いてみたい職種の一つです。作中のように本の構成まで関与できると、充実感があるだろうなと思います。この本の表紙を外すと、事務所の見取り図や、作画資料が出てきます。このあたりも見ていて楽しい部分の一つです。
続編が出ないかなと期待して待っている一人です。ではでは。

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