お金が貯まらない。
お金が稼げない。
お金を儲けたい。
大人の大きな悩みの一つの「お金」
家族ができると、なおさらこの悩みは深くなります。
テレビやネットで溢れる情報は、老後資金の不安をあおるものも多くて、まともに全てを聞いてしまうと暗い気持ちになってきます。
この本は資産391円から資産10億円に増やした著者の、そこまでどういう方法でたどり着いたのか?そこに行くまでの考え方、マインドセットについて書かれた本になっています。
主に不動産を手掛けて資産を増やしているのですが、このやり方、再現性が高い方法なのか?低い方法なのか?は、本書をチェックしてみてください。
目次
プロローグ_預金残高391円だった僕はこうしてミリオネアになった
第1章_年収450万円以下の君がお金持ちになるために今やるべきこと
_____01_年収450万円になるためのマインドセット【5ステップ】
_____02_年収450万円になるための仕事の見直し【10ステップ】
_____03_年収450万円になるためのお金の知識【5ステップ】
第2章_年収2000万円になるためのマインドセット【5ステップ】
_____01_年収2000万円になるためのマインドセット【5ステップ】
_____02_年収2000万円になるための仕事の見直し【5ステップ】
_____03_年収2000万円になるためのお金の知識【16ステップ】
第3章_年収1億円以上になった僕がやっている「お金の引力」を高める方法
_____01_年収1億円になるためのマインドセット【8ステップ】
_____02_年収1億円になるための仕事の見直し【2ステップ】
_____03_年収1億円になるためのお金の知識【3ステップ】
エピローグ_最後に伝えたい「お金の引力」の大元
この本の内容拾い読み
給料だけでお金持ちになるのは難しい
Niek VerlaanによるPixabayからの画像
頑張って会社で働いて、給料が上がっていって・・・・で2000万円を目指すのは、なかなか難しいようで、国税庁の調査によると年収2000万円以上の人は、全体の0.6%ぐらいしかいないのだそうで、さらに年収2500万円以上の人となると、全体の0.3%。
給料だけでお金持ちになるのは、かなり確率が低そうです。
そもそも、まず全体の0.6%に入るのが至難の業で、日本人の年収の中央値は400万円と少しといったところなので、給料以外の方法を持たないとお金持ちを目指すのは、正直しんどいです。
給料以外の収入を得る方法として、この本では不動産などのサイドビジネスや、株や債権の投資を紹介しています。
お金持ちの一つの基準として、資産1億円以上を対象とするのなら、芸能人やスポーツ選手などの特殊能力を持つ人が2割、企業経営者が4割、不動産所有者が4割という内訳なのだそうで、この中でいえば、不動産が一番再現性が高いことになりそうです。
これから値上がりする、値下がりする不動産
「投資対象として不動産がおすすめ」理屈としてはわかるのですが、自分の家すらまともに手に入れていないのに、不動産投資と言われても・・・という気持ちにもなるのですが、やるからにはある程度の目安というか、なんとなくの道筋みたいなものが見えてほしいとこです。
この本には、そのなんとなくの大まかなながれが書かれています。
不動産投資の大まかなながれ
1️⃣人口5万人くらいの地方の物件を探す
(地元やパートナーの地元などある程度の土地勘があるところ)
2️⃣街の中心部で、駅や役所やスーパーが近くにある物件を探す
(おすすめは中古のアパート)
3️⃣おおよその場所が決まったら、インターネットや不動産会社を
使い情報を集める
4️⃣具体的な物件が見えたら、登記簿謄本を取り寄せて、所有者や
権利関係をチェック
5️⃣物件は月々の返済を家賃収入の30%以内に抑える
(全ての部屋が埋まらない場合もあるので)
ここで、「新築の区分マンションがフルローンで購入できる」はやめておいたほうが賢明で、普通はまず儲からないそうです。
終わりに
お金の悩みは、稼いでしまえばかなりの部分がクリアになるそうですが、稼ぐのも守るのも大変です。
最近の物価上昇を考えると、貯金は全くカバーにならずに、実質、目減りする一方なので何か手を打たないと不安になります。
昔は貯金一本槍でも対応できていた時代があったのが、遠い昔のことで大変な世の中になってきたものだと最近感じます。
結構シビアにお金について書かれている本なので、読まれてみてはどうでしょうか?
ではでは。