【パブリックアート入門】あなたの街にも?街中に広がる日本のパブリックアートの世界

パブリックアートってそもそも何?
街中にあるパブリックアート。どんなものがあるの?
どこからが、アート作品ととらえられるのか?

パブリックアート
パブリック=公共・共有空間、アート=芸術・美術、一般的には屋外や建築物のロビーに設置されている芸術作品を指すようです。

日本はパブリックアート天国なのだそうで、銅像が多いようなのですが、大半は太平洋戦争の最中には、撤去し溶かして軍需資材として使用されたようですが、そんな歴史があっても日本はパブリックアートに囲まれているようです。

そんなパブリックアートを学べる一冊です。
この本には、たくさんのアートが紹介されています。
この本片手にアートの世界に触れてみてはいかがでしょうか?

目次
第1章_六本木の巨大なクモのナゾ
第2章_日本はパブリックアート天国
第3章_戦後日本のパブリックアートのながれ
第4章_みておくべき日本のパブリックアート30
第5章_パブリックアートのこれから

この本の内容拾い読み

超有名なパブリックアート

kaolynuによるPixabayからの画像 

具体的にパブリックアートとはどんなもの?
いきなり聞かれると困るのですが、まずは超有名なパブリックアートをご紹介。

本書で紹介されている超有名パブリックアート

・東京都渋谷駅前_忠犬ハチ公(銅像)
・東京都渋谷駅西口_明日の神話(壁画)
・東京都西新宿_LOVE(オブジェ)
・大阪府_太陽の塔(オブジェ)
・東京都_スカイツリー(電波塔)

有名どころでは、こんなところが本書で紹介されています。

 

人を排除するためのアート

Mircea – All in collectionsによるPixabayからの画像 

パブリックアートが芸術や文化に貢献していると思うのですが、近年「排除アート」と呼ばれるものが出てきているそうです。

排除アート
道端に小さな突起物が敷き詰められていたり、アートとは少し違うかもしれませんが、公園ベンチに小刻みに間仕切がついていたりなど、主な目的は「ホームレス避け」になります。

日本ではこの「排除アート」は1990年代後半から、防犯カメラの普及とともに広まったのだそうです。

それ以前は鉄条網や張り紙が主な方法だったようなのですが、現在はこの「排除アート」の爽やかな排除方法が現在使われる方法のようです。

一見スマートなやり方にも見えますが、本当に疲れている時に横になれない、非常時に使いにくいなどの問題もあるとのことなので、考えることは多そうです。

 

終わりに

パブリックアートの世界。
この本を読むとかなりの範囲がパブリックアートの範疇に入っているようです。

ポケモンGOなどの位置ゲームのポイントになっているものも多く、街中をゲームしながら歩いていても、結構な数のパブリックアートに出会えそうです。

このパブリックアートには、大概小さなプレートとかが貼ってあって、作者や設置年月日が書かれているものも多いそうで、見かけたらスマホでGoogle検索などをすると、作者や背景なども調べられるので、このスマホが普及したこの時代は、パブリックアートを楽しみやすい環境なのかもしれません。

ちょっと文化的な散歩をしてみるのもいいですね。
ではでは。

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