正しく歩けていますか?
少し走ると翌日足が痛くなりません?
強度の高い運動は諦めていません?
正しく歩けていますか?
こう聞かれると、少し不安になりませんか?
私は、強度の高い運動をするとアキレス腱周りなどに炎症を起こすこともままあって、歩き方や走り方が今の自分に合っていないんだろうなと思うことが多いのです。
例えば旅行だとか、普段の生活以上に歩くケースでは、翌日以降に結構大きなダメージが残る方も多いのではないでしょうか。
この本は健康的に歩くということに特化した一冊で、この本をマスターすれば24時間歩き続けることが可能なんだそうです。
実際に著者の指導を受けるアスリートなどは、この24時間歩き続けるトレーニングを取り入れているそうで、正しい歩き方であれば、筋肉痛はあったとしても、翌日には体はスムーズに動かせるのだとか。
昔に部活などで体を酷使した人とかは、歳を重ねると足には色々とダメージが表面化してくるものです。
この本で歩き方を見直して、健康な生活をしてみませんか?
目次
CHAPTER1_本当に「正しい姿勢」で歩けていますか?
CHAPTER2_「背中」をしつけて正しく歩く
CHAPTER3_「足指」をしつければ、歩き方が変わる
CHAPTER4_正しい歩き方がもたらす、不調知らずの健康生活
CHAPTER5_普段の動作から「正しい姿勢」を整える
この本の内容拾い読み
「かかと着地」ではなく「足指着地」が基本
みなさん歩く時に「かかと着地」していませんか?
ヒールを普段履かれる方は、つま先着地の意識が高いと思いますが、世の大半は「かかと着地」ではないでしょうか。
かかと着地の問題点
・歩く時の衝撃が直にかかとや、足首、ふくらはぎ、ひざ、腰、全身へと伝わってしまう。
かかと着地は足の指をほぼ使わない歩き方でもあるので、足の指が弱っていって、歩き姿勢も安定しなくなっていくのだとか。
この感じで歩く、運動するを続けると、やればやるほど不健康になる可能性があるのだそうです。
足指着地って難しい
「足指着地」の歩き方のポイントは次の2点で
・足の指から着地する
・腕を大きく前に振らない
「足の指から着地する」派の私が実際にやってみると・・・
腕を大きく振らないというのは、バランスを崩して体へのダメージが大きくなるとのことが理由なのだそうですが、これはまあ簡単に実行できるのですが、問題は「足の指から着地する」です。
「足の指から着地する」は、着地する時はかかとからではなく、まず足の指先をつけ、そこから徐々に足裏を着地させていき、かかとは一番最後につけるということになります。
かかと着地派の方がやってみるとわかるのですが、この「足の指から着地する」歩き方、とんでもなく難しいんです。
そして頑張ってこの歩き方を意識し続けると、いかに足の指や足の裏を使っていなかったのかということに気がつくと思います。
足の裏のアーチが弱くなって、足が痛くなる人も多いようですが、この歩き方は試す価値があります。
終わりに
このメソッドは、元ラグビー日本代表の堀江選手が取り入れているもので、これがなければこんなに長く現役生活を続けることができなかったと語っています。
歳を重ねたり、激しい運動を続けたりしていると、人間の体はどこか痛んできます。
この本のメソッドが、体の痛みの改善のヒントになる可能性があると感じました。
1時間もあれば余裕で読み終わる分量の本なので、本を読む習慣がない方にも一読をお勧めします。
ではでは。