宇宙が生まれたのが138億年前。
恐竜が活躍したのが2億1000万年前。
産業革命が約300年前。
こう見ると宇宙レベルで考えると、産業革命は本当にこの前という感じです。
メソポタミア文明が5500年くらい前と言われていますが、世界史の授業で学ぶのは古くてもこのあたりからです。
この本はメソポタミア文明がこの前と感じてしまうレベルの時間軸で、138億年前からの歴史を説明した一冊になります。
メソポタミア文明が5500年くらい前に始まり、歴史の授業はそもそも記録されている歴史を学ぶのが一般的なのですが、それを遥かに超えた歴史を知ることのできる一冊です。
この本を読むと、きっとこんな感想が出てきます。
「こんなことまで分かってきているんだ」
「今が奇跡の連続で成り立っている」
「人の一生なんて儚い」
宇宙の誕生から現在まで一気に読めるこの一冊。
宇宙科学、歴史このあたりに興味がある方にはオススメです。
さらにこの本では、未来予想もしています。
よく本屋さんで並ぶような、20XX年などのような時間軸ではありません。
最後は10の40乗年後に、ブラックホールが消滅すると予測されています。
138億年前に奇跡のような小さな点から、宇宙空間が始まり、ここから10の40乗年後には宇宙の全てが消滅する。
そんな情報をこの本は、初めから終わりまでの情報を淡々と伝えてくるのですが、
「この本、なんか淡々と怖いんです」
下手なホラーよりも怖いと感じてしまうのは私だけでしょうか?
興味のある方はぜひ!
ではでは。
目次
第一部_無生物の時代_138億年前〜38億年前
第二部_生物の時代_38億年前〜31万5000年前
第三部_文化の時代_31万5000年前〜現在
第四部_未知の世界_現在〜10の40乗年後