「金持ちになる男、貧乏になる男」を読んでみました。
この本ってどんな本?
こんな方におすすめの本です。
・お金持ちになる人のマインドを知りたい方
・お金を稼ぐことについて考え方のヒントが欲しい方
・お金がもたらすものを考えてみたい方
お金持ちの人が、どのように、お金や働き方や資産形成や稼ぎ方などを考えているのか?ということを、アメリカのお金持ち数百人に話を聞いて、色々なシーンで、そのお金持ちの人たちが、どう考えてどう判断するのかを、教訓集のようにまとめた本です。
この本の構成は少し変わっていて、100個の教訓のような教えと解説が、一つずつ見開き1ページに書かれていて、その見開き1ページで完結する構成になっています。その構成のまま100個まで続きます。
内容はアメリカのお話ということもあり、医療関係などは日本の事情と異なる部分もあること、さらに2012年の本ということで、時間的には、ひと昔前になるのですが、内容は本質的なものが多く、今の日本で読んでも、全く問題無い内容になっています。
この本の教訓の一つを抜き出して、肉付けすれば、ちょっとしたビジネス啓発本が書けそうだなと感じるくらいの内容でした。
読みやすさのイメージ
250ページ弱ぐらいの分量で、
4〜5日はかかると思います。
見開き1ページで一つの話が終わるので、読やすい構成なのですが、自問自答を毎回してしまうことになるので、ページ数のイメージよりは時間がかかると思います。翻訳本のジャンルとなりますが、読みやすい文体だと思います。
この本のポイントなどなど
お金持ちのなんとなくの傾向
この本は教訓集のような感じになっているので、仕方のない面はあるのですが、「マインドの問題が全て」のような感じになっています。
それでも読み進めると、なんとなくの傾向が見えてきます。
・適正なリスクは取る。
・お金は自由が得られる。
・稼ぐことは重要なこと。
このあたりになんとなく収束していくのかな?と感じました。
貧乏マインド
この本は、お金持ちのマインドと貧乏な人のマインドが併記されているのですが、お金持ちマインドを一生懸命読むのですが、気がつけば貧乏な人のマインドの部分を読んでしまいます。
貧乏な人のマインドは、耳が痛い部分が多いです。「そんな考え方をしていたら、お金持ちにはなれないよね〜」と思いながら読むのですが、我が身を振り返ると「結構、そんな考え方やってる・・・・」この部分の脱却は大事だなと感じました。
普遍的な内容
この本の舞台は10年以上前のアメリカの話なのですが、私の感覚では、現代日本でも充分通用します。お金持ちのマインドというのは、普遍的な内容で、色褪せにくいんだろうなと思います。
お金持ちになるための具体的なアクションプランは書かれていませんが、経済的自由を手に入れるためには、読んでおくべき本だなと感じました。
ではでは。