【ある行旅死亡人の物語】行旅死亡人とは?人の人生をたどるお話

この本を読んで欲しい人

・行旅死亡人って一体何?どのくらいいるの?が気になる人。
・そもそもドキュメントの読み物が好きな人。
・人が生きた痕跡は、どうやっても残る。そんなお話。

この本のざっくり紹介

「行旅死亡人」って知っています?

行旅死亡人
病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語のこと。
行旅病人及行旅死亡人取扱法により、死亡場所を管轄する自治体が火葬。
死亡人の身体的特徴や発見時の状況、所持品などを官報に公告し、引き取り手を待つ

この本はある行旅死亡人を追跡していった、ドキュメントになります。

現代において孤独死は年間3万人を超えるとのことで、そのうち年間600から700人程度が行旅死亡人として、官報に掲載されるのだとか。

この本は、とある一人の行旅死亡人の女性を追ったものなのですが、亡くなった時の所持金が3400万円と高額を所持していたことから、著者の共同通信の記者さんが探りはじめます。

探る方法は地道なものが多くて、細いきっかけを丹念に調べることの連続です。

本当に細いきっかけを繋ぎながら、この本では結論を迎えます。
詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、人間が普通に生活をしていくと、生きていた痕跡を100%消すというのは本当に難しい。

色々考えさせられる一冊です。

Yury RymkoによるPixabayからの画像 

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