『YouTuber会計士がゆる~く教える会計「超」入門 ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません…』
を読んでみました。読みやすくて面白かったです。
タイトルの通りゆるーく会計の概要を教えてくれる本です。
著者さんとライターさんの対話方式で、会計についての色々なことを
説明してくれます。
なんとなくふんわり理解していたつもりになっていた、
・会計と簿記の関係性
・財務とファイナンスの違い。
・減価償却の考え方。
などなど、序盤では、基本的な考え方と意味を解説してくれます。
中盤からは、財務諸表の種類と構成を解説してくれます。
基本的な意味や構成を、かなり丁寧に解説してくれていて、
『こういう意味だったんだ』
ということはかなり多かったです。
ちなみに「のれん代」初めてちゃんとした理解をしました。
ちゃんと簿記の勉強をしようかな・・・・という気になります。
本の後半は、会社内で使うデータとしての管理会計についてのお話で、
経理関係ではない部署で働いている、サラリーマンの私には、
このあたりのお話しの方が、馴染みのある内容が多かったです。
在庫とか、損益分岐点とか、粗利などなど・・・・・
最後がファイナンス理論の基本とのことで、投資をする際の判断基準で、
ニュースなどで、なんとなく聞いたことがある言葉を説明してくれます。
200ページくらいの本で、絵やスペースもゆったり取られて、
会話形式なので、読みやすい本でした。
このジャンルの本は、何度か読んだことがあるのですが、
全体を通しで解説してくれる本が少なくて、
それでいて、ここまで読みやすい本は初めてでした。
この分野に興味のある方にはオススメです。