「Google Adsense」マネタイズの教科書を読んでみました。
この本ってどんな本?
こんな方におすすめの本です。
・Google Adsenceを活用したいブロガーやアフィリエイター
・現在の自分のブログ構成を見直したい方
・今後も安定したブログを作りたい方
ブログなどのインターネットでの発信を行う方にとって、はじめの目標にされることの多いGoogle Adsenceについて、その付き合い方や、サイトのアクセスを安定させるために必要なことを解説した内容の本です。
特にサイトのアクセスを安定させることを重要視した内容になっています。アフィリで一気に稼ごうとしたり、記事を量産しておけばどうにかなる。などの発想はNGとのスタンスです。
記事のテーマや内容、サイトのデザインや階層の構成の仕方など、具体的な内容で、安定したサイトを作るために!を追求した内容となっています。
ブログなどの発信をされている方であれば、ものすごく勉強になる内容となっています。ものすごく考えさせられます。
読みやすさのイメージ
300ページくらいの分量で
4〜5日はかかるかと思います。
この本は、Google Adsenceの世界はこんな感じなんだ〜と教養として知識を入れたい方であれば、3日程度で読み終わると思いますが、ブログなどの媒体を自分で取り組んでいる方(私も含めて)は、4〜5日・・・もっとかかるかもしれません。我が身、我がサイトを振り返りまくることになります。
この本のポイントなどなど
量だけではダメ
「ブログで稼ぐには、まずは量が大事!大概の場合は量が足りていない」
こう言われることが多いので、私なんかは、量、量、量と呪文のように頭の中に唱え続けていたのですが。。。
著者の方は、量をひたすら上げ続ける方法で10年以上、売り上げが伸びているサイトを知らないとのこと。価値のある記事を上げることが重要というスタンスだそうです。
大事なのは、放置しても安定したアクセスが得られるようなテーマ選びで、9割は決まるそうです。
安定したテーマ?
せっかくブログを発信するのなら、並行して安定的な収益が得られたらいいよなと願うのですが、安定したテーマっていったい?
まずは、流行り廃りの無いテーマが重要とのことで、極論として100年後も内容が変わらないものが理想的とのことです。例えば自社仏閣の紹介とか、湖や山などの自然系観光地の紹介とかは内容が変わらないものが理想的だそうです。
それに対して、流行の食べ物とか、最新のデバイス紹介なんかは、食べ物のブームが去ったり、新しいデバイスが発売されたりすると、アクセス数が一気に落ちるので、記事の賞味期限があるものは、好ましくはないそうです。
アクセスは少なくてもいいけど
瞬間的に大きくアクセスが集まる記事は捨てて、アクセスは少なくてもいいので、長い期間で積み上がるものが良いとのことで、流行を追わないと誰からも見てもらえないのでは?と強迫観念に捕まっていた私には、ちょっとした安心材料でした。
ただ、重要なポイントは、大きな市場を狙ってニッチな分野を狙うのが大事とのこと。誰も見ないようなジャンルを狙うのはNGで、大きな市場のレッドオーシャンに突っ込むのもNG。
いまさらガラケーの細かい解説を狙っても難しいのは理解できます。また、大きな市場のレッドオーシャンに突っ込むと競合が多く、そして強い。場合によっては企業と競合する可能性すらあります。
難しい・・・・・・
永続的なブログ運営の教科書
このような感じで50の項目で色々なアドバイスと解説が書かれています。
サイトの構成や表示速度、競合の対策、躓きそうになった時の対処などなど、Google Adsenceの有効活用の題目とはなっているのですが、どちらかといえば、永続的なブログ運営の教科書の方がイメージに近いかなと思います。
ブログを始めて半年ぐらい経過した方であれば、刺さる内容だと思います。本当に勉強になりました。ではでは。