「金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」を読んでみました。
この本ってどんな本?
自分のお金をどうやって管理、運用していくのかを、主人公の二人の父(一人は本当の父親ではないのですが)が、一人はお金持ち、一人は貧乏な生活をしている様子を見ながら、お金持ちになるためにどうやって考えて、どうやって実践していくのかを、小説風に解説してある本です。
この本のざっくり紹介
人気の本です。お金の勉強をしたいなと思って、ネット検索すると、大概この本が出てきます。2013年に販売された本ですが、今でも売れているようです。俗にいうマネーリテラシーの向上に役立つ本で、私は何回か読んでいる本なのですが、手放せない本の一つです。
金持ち父さんと貧乏父さんを比べて、子供時代の主人公が金持ち父さんの考え方を学んで大人になっていく内容なのですが、考えさせられますね。読まれると分かると思うのですが、世の中の大半の方々が、貧乏父さんの動きかたをしているのではと思います。私は以前は完全に貧乏父さんの考え方をしていました。
この本は私が子供の頃の教えられてきた、「いい学校に行っていい会社に入って貯金をしていくのが将来的に最高の生き方」とは違う概念を教えてくれます。お金の不安は尽きないものだと思いますが、この本を読むことで、少し考え方を変えなきゃと思わせてくれる本です。
この本は年に一回くらいのペースで読んでいるのですが、Youtubeを見たり、色々な本を読んだりと、お金の勉強をして、やれることを少しずつやって、そして一年たって、改めてこの本を読むとこの本の見え方が違ってきます。マネーリテラシーの自分のレベルを、確認できる感覚がつかめるのも楽しいです。もうしばらくこの本が手放せないです。
哲学的な内容なので、もう少し実践的な内容が知りたければ、別の本ですが、両学長のお金の大学がオススメです。
この本をオススメしたい方は?
自分のお金について、このままでいいのか?将来的に大丈夫なのか?と疑問や不安を持っている方にオススメです。お金の勉強の初心者編としては、非常にわかりやすい本だと思います。具体的にどのくらいの貯金をして、どのくらいの株を買って、どのくらいの不動産を持って・・・のような、具体的な金額や商品については書かれていませんが、この本のサブタイトルにもあるように、お金の哲学を教えてくれます。今まで貯金と貯蓄保険のみで家計管理をしている方には、刺激的な内容かなと思います。
ページ数と読みやすさのイメージ
全250ページくらいの内容です。
読みやすい本です。物語になっていることもあり、マネーリテラシーについて小説のような感じで書かれています。お金関係の本は、いろいろな方向や書き口があるので、比べるのが難しいのですが、この本はあっさり読み切れる部類に入ると思います。読みやすくて理解しやすいです。ではでは。