本の断捨離ブームが続いている私。
この一年で取捨選択を繰り返して2000冊くらいの本を手放したのですが、
マンガは特に大量に手放したのですが・・・
「路地恋花」全4巻。これは手放せない本です。
内容は、京都の長屋に住む、ものづくりに取り組む若い職人さんたちを、
一話オムニバス形式で描いていった本です。
「こんな店あったら行くね!」
「この職人さんが実在したら、仕事お願いしたいな〜」
と思える個性的な人たちと、こんな商売があるのかと、
読んでいて楽しくなる本です。
モデルは実在する京都のあじき路地とのことで、HPを拝見すると
今も営業しているようです。
若い時にこの本に出会えていたら、人生や職業の選択肢がもう少し広く
見えてたかも・・・と感じる本です。
私が所有しているマンガ本の中では、線がものすごく綺麗な作家さんで
絵だけ見ていても楽しめます。
2010年の本ですが、今読んでも楽しめると思います。オススメです。
ちなみに私は、装丁と、喫茶店と、美容室の話が好きです。