「医者が教えるダイエット 最強の教科書 ー20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方」を読んでみました。
この本ってどんな本?
ダイエット本で、最近では、なかば常識化しつつある、糖質制限でのダイエットのやり方を解説してある本です。なんで太るのか?の解説から始まり、ダイエット的に食べてもいい食材、良くない食材の紹介や、具体的なダイエット方法の説明。外食やコンビニ食が多い人についての対応方法についても説明してある本です。
この本のざっくり紹介
「糖質制限」最近よく聞くワードです。それを全面に押し出した、糖質50%OFF!とかの商品もかなり増えてきた気がします。なので何となく、「きっと、糖質を控えるのが体重管理にはいいんだよね」ぐらいの知識しかありませんでしたが、この本は糖質制限というものを明確にしてくれています。
とある日のランチが、とろろ蕎麦とかぼちゃの煮物の場合、この本では糖質的にNGで太りやすい食事に分類されます。「そんなバカな」と思うのですが、とろろ蕎麦とかぼちゃの煮物を食べたら、普通、それは太りたくない人の食事ですよね。でも理屈を知るとなるほどなと・・・昔は肉と油とマヨネーズは太りやすい食事の筆頭だったものですが、この本では、「OKですよ」となるのは、改めて衝撃的な内容でした。
この本ではまた、お酒についても触れられていて、お酒は日本酒とビール、チューハイ以外のワインや焼酎、ウィスキーはOKで、むしろ飲めるなら飲んだほうが良いくらいのことが書いています。お酒好きで、ウィスキー好きの私としてはありがたい情報です。
米や小麦は糖質的にはNGと思っていましたが、イモは野菜だから良いよねー・・・・・と期待したのですが、この本ではイモ類はNG。個人的にはこれが一番きついです。
今の私は、少し痩せたいなーと思うくらいなのですが、病気でお医者さんに「痩せた方がいいですよ」と言われたときには、この本の知識は心強いなと思いました。
この本をオススメしたい方は?
・若い時に比べて最近太ってきたなーと感じている方。
・健康上の問題で、痩せる必要にせまられている方。
・家族の食事を作る方。
こんな方々にはオススメの本です。この本の内容は、「本当に?またまたー」のような半信半疑になる方法ではないので(昔よくあった〇〇を食べ続けるとか、謎の運動のようなことをするとか)取り組みやすいですし、手軽に始められて、やめるのも簡単なので、気楽でいいなーと感じました。実際に行動しなかったとしても、知っておいて損は無い知識が得られると思います。
ページ数と読みやすさのイメージ
全200ページ弱くらいの内容です。
とにかく読みやすいです。ふだん本を読まない人でも、あっさり読み切れるんではないかと思います。糖質制限という、たった一つのテーマについての解説ということもあり、すんなり頭に入ってきます。またダイエット本には、比較的ついて回る、運動についての内容はほぼ無く、「口にするものについて気をつけましょう」の説明で、面倒なカロリー計算も一切無し。本当に理解しやすいです。多くの人が一気読みできる本だなと思います。面白かったです。ではでは。