世界史講師が語る 教科書が教えてくれない 「保守」って何? を読んでみました。
読み応え充分の本です。
思わず読了後に「読み切った」とつぶやいてしまいました。
よくニュースとかで、保守系の・・・・のフレーズを耳にしていたのですが、
なんとなく「今までのことを守る人?」くらいのイメージで過ごしてきました。
とにかくピンとこない。
本屋さんに平積みされていた、この本を見てこれを読めば昔からの謎が解けるかも!
と淡い期待を持って読み始めたのですが・・・。
読み終わった感想としては、「あっさり一言で、保守を説明するのは難しい」です。
この本では、時代やその背景や状況によって保守の考え方が変わっていくこと、
感じました。私の理解ではシンプルな話では無かったです。
近代史に興味がある方は、教科書には無い目線で近代の日本と国際情勢を解説して
ありますので、一読されてはと思います。
400ページ強の本で、考えながら読むタイプの本ですので、読み終わるのに少し
時間がかかりましたが、読んで良かったと思います。
難しい内容もありましたが、保守について考える、いい機会だったなと。
興味のある方はぜひ。