「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」を読んでみました。
英語力が壊滅的な私にとって、この本なら何かを埋められるかも?
と思い、読んでみました。
英語の教科書ではあるのですが、読み物として面白い本です。
この本は大半が日本語で、最後まで難しい単語は出てきません。
学生時代の英語の授業って、公式丸暗記パターンのお話しが多かった
イメージですが、可能な限り暗記ではなく、「こーだから、こーなる」
といった感じの、文法を理解していくイメージで話が進んでいきます。
例えば、
「be動詞」のところでは、著者の方が学生の時に英語の先生に、
「どこにもbeがないのに、なぜ「be動詞」っていうんですか?」
の問いかけに、「そういうものだから」と答える先生しか
いなかったそうですが、この「be動詞」にも、由来や使うケースなどの、
説明をしてくれます。
大人の私がこの本を読んでも、
「あれってこういう意味だったのね」
と、忘れていた昔の疑問点が、埋まっていく感覚になります。
この本で学校の授業をしてくれていたら、少なくとも英語は暗記科目と
決め付けなかったと思います。
学生の方には、特にオススメしたい本です。
200ページ強の本ですが、特に現役の学生さんであれば、スラスラ読めて
しまうと思います。
昔学生だった大人は思い返しながらなので、少し時間はかかるかもしれませんが、
「へー、ふーん、そういうことね」と言っているうちに読み終わると思います。
英語知識の隙間が埋まっていく感じが快感です!
興味を持たれた方はぜひ。