「リアルな今がわかる 日本と世界の地理 (だからわかるシリーズ)」
を読んでみました。読み応えがありました。
この本ってどんな本?
この本は、世界の地理をいろんな角度から解説してある本です。
なんというか、文章の多い図鑑といった感じです。
本文とは別に写真や解説が多く、情報量が半端なく多いです。
見開きの2ページで一つのテーマの説明と解説が終わります。
それが、最後まで続くといった構成になっています。
この本のざっくり紹介
本屋さんで結構な確率で平積みされているので、
ずっと気にはなっていたのですが、地理のお勉強の気分で読みはじめました。
とにかく、この本凝っています。
本屋さんで、手に取ってパラパラとめくっていたイメージは、
「ゆるく、ふわっとした感じ」でしたが、そんなこと無かったです。
この本のありがたいところの一つに、地図が散りばめられている
のですが、高低差がわかる地図(ここが平野、ここが山地のように)
が多用されているので、山越えは無理だなとか、ここは都市化するな
とかが、理解しやすくなっています。
他の地理系の本と決定的に違うのは、写真や絵やグラフや構成などを
駆使して、わかってもらうことに、力をかなり注いでいます
どの項目も「へーそうなんだ」という印象を受けますが、
地形や気候や農業や工業、さらにはレアメタルやゴミ問題まで、
この熱量で続くのはすごいです。
この本をオススメしたい方は?
世界地理について、知識の幅を広げたい方におすすめです。
見た目と違って内容はかなり高度で、地理の入門編くらいに考えていると、
ギャップが大きいと思います。
知識の隙間が埋まる感覚になりました。
ページ数と読みやすさのイメージ
200ページ強の内容ですが、読み切るには結構時間がかかります。
見開きの2ページで一つのテーマの説明が終わりますので、
説明が長くて飽きることはまず無いです。
読んでよかったです。興味がある方はぜひ。