「グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす」

「グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす」
を読んでみました。
最近話題の本です。面白かったです。

カーボンニュートラル
⇨『温室効果ガスの排出量を、植物などによる吸収で実質0にすること』


本書は、このカーボンニュートラルについての、今までの世界の動きや、
今までの日本の動き方について、色々な方面から取材をされています。


なんとなく、この手の活動は意識が高い方々のお話で、各国の首脳が色々宣言
したところで、実際は大した活動はしないんでしょ。
と思っていたのですが、結構世の中動いているようで・・・

菅総理が2050年までにカーボンニュートラルにすると宣言したようですが、
アメリカ、中国、イギリスなどの大国の動きが早くて、かなりこの発言、
本気なんだなということが書かれています。

ビジネスに関しても、カーボンニュートラルに反する企業には、投資をしない
などの動きが、現在の流れのようです。(全く実感ないのですが・・・)
日本はこの流れに乗り切れていない様子が取材されています。
こんな感じで刺激的な内容が続きます。

なんか普通に生活していると、身近に感じないので、意識が高い方々のお話
と片付けるのは簡単なのですが、気づいた時には身の回りには、
それらの発想でできた商品や、サービスを使っていることになるだろうなと
感じさせてくれる内容でした。


現代社会の勉強になる本でした。200ページ強の内容ですが、
読んで損は無いかなと思います。
意外に考えながら読むので、思ったよりも読み切るのに時間がかかるかも。

あとは、OPEC=石油輸出機構、IEA=国際エネルギー機関、
のようなアルファベットの頭文字を取って表現することが多いと思いますが、
この本、メチャメチャこの手の表現が出てきます。
スマホ片手に調べながら読んだ方がいいかもしれません。

ではでは。

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